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2017/06/04 川口リリアレポート-2

裏窓

Silent Love

ごめんね・・・

蜃気楼

倖せのかたち

君の海に

ジョニィへの伝言

五番街のマリーへ

夢の途中

ワインレッドの心

アナタの横顔

そばにきて

HENRY BAND PLAY

オレンジ

ハッピーエンドは金庫の中

ラストメール

桃色吐息

無伴奏

はがゆい唇

フレンズ

ありがとう  

for you ...

グランパ

ランナー

コンサートのセットリストは左のとおりである。すでにレポートで発表しているように、ポイントになる位置にひとつのテーマでまとめられた曲が配置されている。

その意味では、とても安心して見ていられるコンサートである。

曲順の並びから見れば、今年のメインは「無伴奏」であり「フレンズ」である。

 

しかし、一番難しい「裏窓」が、たとえば「桃色吐息」の前の位置にあったら、アップテンポから宮原さんのビアノのイントロに変わることで、会場の空気感が大きく変化するはずなのだ。

オープニングは、そのまま「Silent Love」で良い。これならば階段を下りてくる時の躓きも防げる。

これも、きちんとリクエストした上で、あとは真梨子さんサイドに任せるというスタンスであればこそ、主張して良いことだと思う。

特に、今年は、確かにどうなるかわからないがという前提の上でPMでリクエストを取ったのだから、主張しても良いだろう。

たしかに、良いセットリストだとは思う。

しかし、ワクワクドキドキしてこないのだ。

これは、いいか悪いかではない。

私の感覚だから仕方ない。

もうすでに何回も見てしまったという感覚にもとらわれるのである。

以上は、私個人の評である。

さて、お気付きの方も多いと思う。

真梨子さんは歌い方を変えてきた。

 

「for you...」である。

ずいぶん前から、♫きっとのところが変化してきていることを発表してきている。

体調悪化に伴い、声が出ていない時も、裏返ることがないように、倍音の特性を生かした発声方法で、八分の力で熱唱していたのである。

しかし、今日は随分とパワフルであった。

それは、

♫離さない 失さないというところから、同じ音の倍音の低音の部分にむしろ力を入れて、強めの発声に変えて歌ってきたからである。

♫きっと のところだけを強く歌う歌唱よりも、東京音楽祭での歌唱に近い。

このワンフレーズは、真梨子さんのパワフルさを表現していると感じ取れた。

体調がかなり戻ってきているということだと思う。

そしてなによりも、曲終わりのシルエットの時間は何にもまして大切な曲である。

今回は、MDF音楽館が送付したリクエスト曲の中から、8曲を取り入れていただいている。緑の部分の曲である。「蜃気楼」「そばにきて」「オレンヂ」「ランナー」はHITでしょう。

これでいよいよ残るのは、真梨子さんが

封印している曲になる。

でも来年も歌わないと思う。

「HEART」を歌うのは、ラストステージであろうと感じているからだ。

それはそれで嬉しいことである...........

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