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ドキドキ... ゾクゾク ...
洗練された味わい
2019/11/16*17 フェスティバルホール
POSTED by K.T
(C)THE MUSIX
撮影 田中聖太郎氏
私にとって今年最後のコンサート鑑賞に行ってきました。
11月16日は1階10列目上手ブロック通路寄り席。17日は2階2列目中央ブロック席。
真梨子さん、余裕が有り自由自在に声を奏でていらっしゃる、そんな2日間でした。 重厚な歌声の中にも透明感があって思わず目を閉じて聞き入ってしまいました。
「最初から飛ばしても仕方ないでしょ、前半はゆっくりね」と前置きして、バラード 中心でたっぷりと丁寧に美しい日本語を聞かせてくださいました。そして前半締めの曲 「君と生きたい」は後半を予兆させるように、情感たっぷりに、激しく力強く歌い 上げ、宮原さんのピアノと相まってなんとも、ドキドキする1曲でした。
そして後半は先ず3曲、楽しく明るく、元気が沸いてくるノリで客席をグッと引き寄せ、 続く「Heart Braker 波紋の渦」は熱く力強く情熱的な歌声、ヘンリーバンドの皆さんの 個々人のこれまた素晴らしい熱い演奏、そして舞台演出が一体となり、ゾクゾクするほどの 感動でした。この曲に関しては、1階より2階から見た方が更に舞台演出、照明のすばらしさを実感できました。
そして「for you」「BAD BOY」はもちろん圧巻でした。
歌い込まれて益々磨きがかかり、声に艶が乗って「BAD BOY」、なんていい曲なのでしょう、なんていい声で歌われるのでしょう、とまた改めて感激です。
真梨子さんの歌声はCDでももちろん堪能出来るのですが、しかしこうして生で歌い込んできてくださると、更に洗練されて味わい深く光っていく、そんな感じです。
そして「far away」での締め括り。美しく、切なく、秘めたる思いが伝わってくる歌唱でした。
CD「MariCovers」11曲、そしてコンサートで選曲された曲たち、真梨子さんが歌うことでそれぞれの楽曲のすばらしさを引き出してくださっている、のですね。真梨子さんでなければならない、出来ない、のです。
真梨子さんの歌声、存在に感謝です、ありがとうございます。
以上、少しお伝えしたくお邪魔してしまいました。
「ツアーはこの大阪で終わり」とにこにこしながら嬉しそうに口にされたのが印象的でした。ほっとされたのですね。東京公演がまだ残っていますが、こちらは近場ですからツアーには入らないのですね、気分的に楽なのですね。遠方に足を運びながら体調を整えつつ、どれだけのプレッシャーを抱えながら廻ってこられたのでしょうか、と。
本当にお疲れ様でした、ありがとうございました、とお礼申し上げることしか出来ません。
東京、そしてディナーショーを無事終えてゆっくりと休養していただきたいものです。
MDF様の東京公演ご報告を楽しみにしております。
令和元年11月20日 K.T
KTさん、メールありがとうございます。感動を言葉で表現する。
それは、その場にいた自分自身でしかできないことです。心の中から出てきた言葉であれば、読み返したとき思いが再現されてきます。
1曲1曲を深く体感すること。まさに真梨子さんが大切にしてきたことだと思います。
また、CDを聴かれた感想などお寄せください。お待ちしております。(MDF)