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大阪 帝国ホテル 2021.12.13 posted by T.K
あっという間に師走も半ばを過ぎました。色々とお世話になりながらすっかりとご無沙汰をしてしまい失礼しております。
この丸々2年、真梨子さんワールドの空白をなんとも切ない思いで過ごして参りました。
2022年のラストコンサートツアー、大々的な新聞広告で知った折には、嬉しい、と言うより42公演も実施すること、そしてパンデミックの影響はどうかしらと心配不安の方が先に立ってしまいました。
そのお知らせが発表される前に、2年弱も生で真梨子さんとお会い出来ないのはそろそろ限界、と思い、おそらく最初で最後になるかも?ですが、大阪帝国ホテルでのデイナーショーに申し込み、高齢の母も行きたい,と言うので思い切って申し込んでふたりで13日、行って来ました。
デイナー終了後、8時15分頃から別会場(シアター形式)で350名、例年の半分ほどの人数とのことでした。万照さんがインスタで写真を挙げておられるので、MDFさんもご覧になっていることと思います。
前から7列目のステージに向かって左端1,2番席でした。
お顔まではっきり見える、というわけにはいきませんでしたが、それでも見やすいお席であったと思います。
ヘンリーバンドのみなさんが登壇され、そして真梨子さんがお出ましになられた時には思わず涙が出ました。やっとお会いできた、という歓びでした。
2年間コンサートをしていない、とはとても思えない、素晴らしいお声でした。
相変わらず透明感有り、奥行きのあるドラマチックな歌声、歌い方、ゾクゾクっとする感覚でした。デイナーショーでは定番曲がほとんど、とMDFさんが話されていたので、色々定番以外の曲が聴きたいと思っている私としてはコンサートに比べたら物足らないかも?なんて勝手に思い込んでいましたが、いえいえ、もう、極端に言えば初めて聴かせていただいた、と思えるくらいどれも新鮮で素晴らしいかったです。
歌い方、声の出し方を研究?変えた?のでしょうか、それともコンサートとデイナーショーでの歌い方自体が違うのでしょうか、そこのところはデイナーショー初参加の私には比較のしようが無いのですが、とにかく、どの曲も無理をしている感じは全く無くて、歌声に酔いしれた、1時間強でした。
終了してから母曰く「夢のような時間だった、素晴らしい、来年がラスト?いえいえまだ何年でも大丈夫そうなのに・・」と。
昨年のテレビ出演の折に「10㎏増えたのよ」とおっしゃっていましたが、確かに以前の華奢なイメージからはちょっと異なっていましたが、お元気そうにお見受けしました。
そのことが逆に声の安定に繋がっているのかもわかりませんね。
ヘンリーバンドプレイは無し、万照さんの手品も無し、トークも最低限、真梨子さんはパンデミックに関しては一言も口にせず、ヘンリーさんが少し話されたくらいです。
真梨子さんが「ヘンリーさんは78歳になったのよ」とつぶやくと客席から男性の方が「100歳までがんばって!」と声を掛けたら真梨子さんが「お客さん、皆さんも100歳まで生きるのよ」とジョークを一言。言葉のキャッチボールも最小限に、ということになっているのでしょう。メインの歌唱、だけが淡々と進みあっという間に終了、そんな感じでした。
以前と変わらない、いえ今回は特にでしょうか、
「お仕事します、私の歌だけしっかり聞いて帰ってください」そんな風に見えた堂々とした姿の真梨子さんでした。
ほんとにぶれの無いお仕事の仕方、歌声、生き方に改めて魅力を再確認できた1時間でした。
ちなみになんとか覚えてきた範囲で歌唱した曲を紹介します(千葉でも既に歌われてますから他の方から聞かれてご存じかもわかりませんが。12曲目が記憶から飛んでしまってます 一部順番がテレコになっているかもわかりません。)
どれもほんとに良かったですが、私の中では特に「フレンズ」「やさしい夢」絶品でした。
語るような唄い方、やさしく懐かしく切なく、ほんとに素敵な歌詞、曲です。
聴きなれたはずのジョニィも五番街も新鮮に耳に入ってきました。以上、個人的な感想ではありますが、厚かましく、MDFさんにお伝えしたくメールしてしまいました。
2022年のツアーが予定通り開催されることを願いつつ、関西圏だけでなく、出来るだけ圏外にも行きたい、と思っています。一方的なお伝えでお邪魔をいたしました、
どうぞ今後とも情報、見解発信をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
12月17日 T.K
画像 Twitter@まりスタ さんより
アンサンブルオープニング演奏
あなたの空を翔びたい
逢いにゆくよ
はがゆい唇
教会へ行く
ジョニィへの伝言
陽かげりの街
桃色吐息
フレンズ
unforgettable
ハッピーエンドは金庫の中
ごめんね…
for you....
やさしい夢
グランパ
五番街のマリーへ
画像 Twitter@万照さんより
TKさんいつもありがとうございます。
お母様との素敵な時間を過ごされてよい親孝行でしたね。
「透明感のある奥行きのある歌声」はほんとにぞくっとする感覚です。
私はディナーショウには行きませんでしたが、ただよかった、感動したという表現ではなく何かご自分の言葉で表現されると、その時の感覚がいつまでも残りますよね。
そして、なによりも読んだ私も7列目に座っていたかの感覚に包まれます。
真梨子さんは、予想通り、休養してリフレッシュした感覚なのでしょう。
そして、とかくサービス精神旺盛なアーティストの方は会場に降りたりしますが、「お仕事をしに来た」というスタンスは、ファンにも媚びない、そして私の歌をじっくり聴いてほしいというプロの姿勢の現われですよね。
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2022年は、今までの集大成で定番曲をどのように聴かせるかがセットリストのポイントだと思います。
そして、どこかで見たことのある今回のセットリスト。なんとなく、私がリクエストしたような構成にも近いですね。
おそらく、このセットリストをプロローグとして、数曲プラスして演出の幅を広げていくのだろうと思います。
これからも、遠慮なく感想をお寄せください。
ありがとうございます。
MDF