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♪「五番街のマリーへ」の素敵な安定感
2022.03.02 府中の森芸術劇場 POSTED BY mysd
phot by MDF
以前MDFさんにお聞きしたのはもう何年前位なんだろう。
過去のコンサート映像を見ているとその年により♪五番街のマリーへ♪の出だしが重い低音から入る年と軽く入る年があるのは?と質問したことがある。
即答で「それって倍音だと思うけど」と。
今年の前半期は平日公演が多く、今日がこのツアー2回目のコンサート鑑賞となる。
府中の森芸術劇場での♪「五番街のマリーへ」の低音は、MDFさんも書かれていた通り素晴らしく感動した!
真梨子さんの声の出し方といえば、
その昔アルバム「PURE Connection」に出演した『笑っていいとも』で話されていたのを思い出した。
早速ビデオを再生してみた。
真梨子さんが、「中間の音が大事」とのお言葉。
「中間の音を大切にしないと..........」
前半をおとなしく歌う♪「はがゆい唇」
そして♪「for you…」は安心して聴くことができた。
今年のコンサートは、こんな風に一曲ずつしっかりと聴いて、会場でこそ味わえるいろいろな音を大切に、回数を重ねていきたいと思う。
そして、ヘンリーバンドが奏でる音の変化、例えば藤井さんのテクニックや小川さんの弾き方などについても書いてみたい。
2022.03.02
mysdさん、早速ありがとうございます。
mysdさんとは、音の細部についてよく話しましたね。特に、2006年以降からか、「for you...」がぎこちなくなってきたときによくお話ししました。
今の真梨子さんの安定感は、2015年の神奈川県民ホールのコンサート以降の発声方法の変化によるものだと思っています。もちろん、私の勝手な推測ですが。
それは、疲れ果てた真梨子さんが力八分でリラックスした時の歌唱なのです。
だから、今年は体重の増加もあり、体をよじることなく左手がかすかに旋律に合わせて動いているのです。
♪「五番街のマリーへ」はじめ、特に今年のスローバラードはいいですね。
また、今日の♪「はがゆい唇」は、第一部から全力でしたので、少しブレスも厳しそうでした。だから、宮原さんも体感したのか、♪「フレンズ」の出だしがスロー気味でイントロを奏でたのだと思います。
私も、一曲一曲を大切にして聴きこみたいと思います。
メールありがとうござました。
MDF