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真梨子さんのシルエット たった1フレーズの響き

2022.03.17神奈川県民ホール POSTED BY T.K

3月17日。横浜の海岸沿い、歌詞にでてきそうなロケーションの神奈川県民ホール。

コートも必要無いくらいの暖かな日でした。

開演前のロビーでの溢れんばかりの笑顔の人々の賑わいの中に身を置き、コンサートが待ち遠しい時間が過ぎていきます。

今回は、実は当初予定していなかったのですが、皆さんのコンサートレポートを拝見し、真梨子さんにどうしても会いたくてチケットを探していたところ、なんと2列目の24番のリセールチケットを手にする幸運に恵まれたのでした。

平和な平和な、そして幸せな思いに包まれた2時間でした。

 

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「色々ね、大変ですが、今日この時間を一緒に楽しみましょう。」

最初のMCでこのように述べられた真梨子さん、気遣いの言葉がとても嬉しく感じました。

静かなゆっくりとした語り口、含蓄のあるお話が心に響きます。

ファンとの掛け合いが出来ない今期ですから真梨子さんからの発信だけですが、それはそれで会場全員一人一人に届き、受けるこちらサイドはじっくり心の中で一対一のやり取りをさせていただけているような気がして、とても嬉しいことです。

さて真梨子さんの歌唱はいつもながらの丁寧さ、日本語をきれいに美しく音に乗せて聴かせてくださいます。

特に、今日は前半の「五番街のマリーへ」で、出出しのフレーズ、五番街へ♪・・・の声が、

音(おん)が私にはビビッときました

17日の一番の感動でした。

聴き慣れて来ている一曲ですのに違うのですね。真梨子さんの歌はたった一音、ワンフレーズだけでも心に響く歌唱で、ただそれだけで一曲分聴いた満足感をいただけます。極端に言えばその

ひとつのことだけでその日のコンサートに来て良かった、と思えます。

美しい日本語と同時に「Unforgettable」は英語の発音、感情の乗せ方の美しさに引き込まれました。 そしてバラード曲はどれもですが、特に「EVERYTIME I FEEL YOUR HEART

- 君と生きたい-」そして「海色の風」は、波が寄せては返すようなビブラートが耳にとても心地良かったです。

淡い薄緑色のライティングが降り注ぐ中、徐々にライトも下りつつ「海色の風」の歌唱が始まり、そして間奏の間にスポットライトが落とされ真梨子さんが横向きで立たれていました。

その横顔と立ち姿のシルエットがもう真梨子さんです。そしてバンドの皆様は演奏中ですから、動画のような動くシルエット、これらがピタっと額縁の中の画のように嵌って見えました。

ただただ感激でした。

目の前で藤井さんの演奏。マロさんのダンス。

各演奏者の楽器の音色が、スピーカーからだけでなく直接耳に入って来てとても新鮮でした。まさにコンサートの醍醐味を味わわせていただきました。

                         

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(C)まりスタTwitter 20220318の模様

真梨子さんの「光陰矢の如し、そして歌うことで自分を見つめ直してこれました・・。」の述懐のことば。

「The Rord」は2011年ツアー以降、そして「家に帰ろう」「BAD BOY」とともにCDでしか長らく聴くことが出来なくて、私としてはそれほど思い入れの強い方では無かったのですが、いざコンサートで披露された時にはなんて良い曲だったのかしら、と思い直すことが出来て、その後好んで聴いています。

客席からは、以前と変わらないノーマスク姿のかっこいい真梨子さんたちを見せていただけるのに、舞台上から客席を見渡せばマスク姿のファンばかり。声援の声も出せず、なにか申し訳ない気持ちがいっぱいです。今後は、いよいよ西にも遠征が続くことになります。

 

真梨子さんはじめ皆々様、体調崩されませぬように、どうかお元気でと祈っております。

2022.03.19 T.K

いよいよ、T.Kさんも遠征を始めましたね。

今回のツアーのかなり多くが東側関東圏なので、地方在住の方は今か今かと待ち遠しいことと思います。

そして、またこの日の神奈川のファン方たちはとても品が良く熱かったですね。

やはり横浜かなと思いました。あとは、やはり2500人規模のコンサートホールは拍手の音の響き方が違いますよね。

おっしゃる通り、一つのフレーズで涙が出てくる経験はとても素敵ですね。

私も何度も体感しています。

これは、体感しないとわかりません。

何も押し付けず、しかしそこに絵が描かれている、そんな真梨子さんのヴォーカルのなせる奇跡なのです。

だから、私が皆さんにいつも言っているように、感想文は短くてもいいから、どこに響いたかを言葉にすると、そのシーンはずっと心に残ります。

そして、シルエットですよね。実は私も書こうと思っていました。とってもかっこよかったです。

影が「高橋真梨子」なのです。

誰が見ても、真梨子さんなのです。

影が歌っているのです。

 

おそらく、MDF音楽館に来館していただいている皆さんは、このような表現がきっとわかる方たちのはずです。

ぜひ、みなさんも、皆さんの心の高まりを表現してみてください。それが、「高橋真梨子の世界」を守り続けることになるのです。

素敵な投稿 ありがとうございました。

2022.03.20 MDF

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