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EPILOGUE SET LIST &
​ツアーコンセプト

2024.10.09記載

10/9  ツアーアルバムのリリースに合わせて、SET LISTが発表された。例年のツアーならまだしも、EPILOGUEであれば、

容易にオープニングとラストは推測できた。そのため、ツアー開始前に、しっかりとイメージを思い浮かべてみた。

ソロアルバムのリリースから45周年の今年、真梨子さんの本来の歌唱は、「ひとりあるき」のライナーノーツに書かれている。

それは「日本語の歌詞を大切にする世界観」である。

2曲目は、メジャーにしてもらった曲ではあるものの、路線違いで戸惑いを隠せなかった曲であり、2曲目に持ってくるのが真梨子さんらしい。

3曲目からじっくり聞いてねという感覚である。3曲目は、お母様と初めて訪問したニューヨークである。当然4-7曲目は、カーネギーホールも想起させ、いわば音楽の聖への感謝であり、お父様への感謝に他ならない。

ライブハウス感がある。22年のour days ツアーでも、まったく異空間の「コンサートの中のライブ」を演出してくれた。

Stardust は秀逸。その理由は下記に記す。

10の曲。2018年リリース当時は、全国ツアーをやめるという決断をし始めた時であり、打ち寄せる波間にご自身の想いを漂わせていたころである。シンプルな、静かな音色は、どのコンサート会場でも、スポット1本で際立たせるように思う。

11-14で、明るいステージが展開される。この3曲が必要かどうかはいろいろとあるだろうけれど、「たかはしまりこ」名義もまた真梨子さんである。

つまり、広瀬まり子さん本人から見た、演じられた存在である。

コンサートのメインに近づく。

赤い激しい愛の「Heart Breaker」に対して、

 映画の中のワンシーンのような「無伴奏」

ここも、ひとりで演じている、ステージ上のアーティストの孤独感が隠しテーマにあるだろう。

だからこそのフレンズである。おそらく、満天の星空の照明で、Stardustの星屑が、見事に優しく包まれてくはずだ。

そう、このコンサートのコンセプトは「あなた」である。

あなたへの熱い想い。

まり子さんにとっての「ひとり」

まり子さんにとっての、2人称の存在としての「あなた」である。

それは、高橋真梨子と、たかはしまりこ。

そしてヘンリーさんであり、スタッフであり、多くのファンである。

たとえ、全国ツアーは終わっても、これからも何らかのつながりは持っていたい。そんな真梨子さんの想いは、もう一つの形でも表現されている。それは、2020年に発表された、終活を思わせる虹の2曲が入っていないことである。

これからも歌っていく。「あなた」と生きていくランナー。

そんな、「高橋真梨子のステージ」だと

このセットリストから捉えたい。

(2024.10.09記載/まだ立川のコンサート前の記述)

0901SET LIST予想

1.あなたの空を翔びたい
2.桃色吐息

3.蜃気楼

4.五番街のマリーへ
5.OLD TIME JAZZ
6.Stardust
7.Unforgettable


8.遥かな人へ
9.はがゆい唇
10.雲母の波

11.旅の宿
12.時の過ぎゆくままに
13.GLORIA
14.真っ白いシャツ
〜Lonely girl Lonely boy


15.Heart Breaker -波紋の渦-
16.無伴奏
17.フレンズ


18.グランパ

19.ごめんね・・・
20.for you...


21.別れの朝
22.ジョニィへの伝言
23.ランナー

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(C)THE MUSIX/ VICTOR ENTERTAINMENT
2024-25EPILOGUE
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