セットリストに「for you...」がない。

こういうことは、当時はわりとあった。

「紗」とセットになったようなセットリストであるが、しっかりと「さよならのエチュード」「stop my love 」が入っている。

そして、ピアノのイントロで始まる「君と生きたい」がもちろんフルバージョンのラストである。

とてもきらびやかなインイントロの始まる名曲「TENDERLY」。

スケールの大きな「遠いProphcy」。

ただ全体的な印象は、模索していると言ってよい。やはり、この曲は高橋真梨子であっても、このステージが高橋真梨子であるとは思えない。

どんなにカバー曲が素晴らしくても、

1/3がカバー曲では物足りなさが残る。

高橋真梨子の原点は何なのか。

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♪時の過ぎ行くままに　この身をまかせ

まさに、このフレーズにこのコンサートのコンセプトがあるのではないだろうか?

 

映画のように、恋愛のシーンを映し出す。

そんな感性にピンと来た曲を歌う。

そういう意味での感性に身を任せる自然体の歌唱であった。

(2020/09/18 記載)

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