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FORECAST はたしてこれは偶然なのか
自分で書いて掲載しておいて不思議なことなのだが、へぇーびっくりということがよくある。もとより、MDF音楽館の記事やコンサートの鑑賞記録は、ずっと言い続けているように、一気に書き上げてしまう。
約400ページ、そして300近い文章で真梨子さんのことを語ってきていると、作るという作業を超えているように思う。一時期の 流行言葉 であるが、まさに ・・・させていただいている そんな感覚である。主体は外にあるという感じであり、私は作者を演じているのかもしれない。
だから、自分で掲載しておいて、へえーというのが自分のHPの中に見つかるのである。
それは、MDF音楽館2007本館の THE MUSEUM のコレクションの中にあった。
写真を掲載するが、あの entremets のLDでもVTRでも、VHDでもなんでもよい。とにかく、この表紙の画像に注目して欲しい。
今回のAdultica のあの、浪漫詩人の古びたホールの中、左側にただずんでいるあのモニュメントがいるではないか。
黒い マネキン像。
確かに、これは「背中から撃たないで」の歌詞に登場するマネキンではある。
しかし、あの浪漫詩人の歌詞の内容からすれば、あの彫像は、「いろいろな衣服を纏う演者」の象徴といえるのではないか。
つまり、いろいろなシーンを描いていくSinger であり、愛の歌を表現するアーティストそのものである。
だから、「D J がいつもかけるうた 」 の左壁面のシルエットにつながっていくのではないか。
このコレクションの記事は、2009年のコンサート開始前に掲載している。
2008年の35周年記念ツアーのあと、久しぶりに 「5TH LOVE AFFAIR 」を見ようと、そのタイトルのテロップをみて、今年は「涙もろいペギー」を歌うとなぜか確信していた頃である。
AFTER HOURS もいいですよね・・・と誰にいうわけではなく、と言いながら実は真梨子さんサイドにではあるが、呼びかけているのも不思議な感覚。
そして、No Reason ツアーでは、新しく編曲された「涙もろいペギー」が発表された。
こんなことを思いながら、この記事を読んでいると、
私は、2009年に2014年のツアーを FORECAST していることになる。
予言というより、状況を見ながらまるでお天気のように 予報している という感じである。
MDF音楽館の読者・閲覧者の方は、今年のAdultica のいろいろな場面で、音楽館のイメージと重なることを体感されているはずだ。
たとえば、本館の表紙の星が流れる画像や、far away の星空いっぱいの演出は わたしも表現する真梨子さんの世界である。
FORECAST 予報 果たしてこれは偶然だろうか。
必然という名の偶然でしょう。
THE MUSIX / Victor Entertainment
MDF音楽館 THE MUSEUM 収録の記事