Katharsis   

201//06/16

川口リリアのオープニングコンサートの前日、SET LISTを想定してみた。

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今年のコンサートのポイントは、宮原慶太さんのピアノとの呼応である。ここをしっかりととらえて聴いてほしい。

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「for you...」の入り方のわずか１秒以内の真梨子さんとの呼吸の呼応はもちろんである。

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それ以上に、今回ラストに「約束」を持ってくると予想したのは、曲終わりが、ピアノだけのワンフレーズになるからである。

当然、ピアノだけの「雲母の波」と呼応する。

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アルバムの構成がそうであるように、今回の各ブロックに、ポイントになる曲を置いてくるはずだ。また、詩の内容からして、ポイントになる曲順に、「浪漫詩人」を置いてみた。

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そして、今回のアルバムに実は壮大で素敵な演出上の仕掛けがあることを私は体感している。

ラストにくると予想した「約束」は、「stop my love....」であり、「far away 」であり、そしてさびの部分のメロディーラインは、「海色の風」のラストの伴奏部分のコード進行と似ているのだ。

​別の曲なのに、過去のいろいろなシーンを想起させて、そういえばこのコンサートの時、こんなこともあったよなぁと自分の生きざまを俯瞰することができる。

それがドラマであり「Katharsis」なのだと

体感できるはずある。

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