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(C)サンシャイン劇場
Monologue
1980/07/22よりスタート
サンシャイン劇場 池袋 など
別れの朝
ハート&ハード
素足が似合う街で
朝もやの中で
パントマイム
夜の顔
さようならの紅いバラ
ジョニィへの伝言
五番街のマリーへ
すべて霧の中
グッバイ・チャーリー
あなたの空を翔びたい
裏窓
Remember Sea
ランブル
音を立てて愛が
うしろ姿
Mamita Linda
Lonely Hearts Club
Mary's Song
デイブレイク
アフロディーテ
ランナー
歳月の窓
アルバム「Monologue」のリリースは、8/21である。
しかし、グリコのチョコレートのCMで三浦友和さんがギリシャロケ?をし、「アフロディーテ」がタイアップされていた。アルバムリリース前からのツアー開始というのも当時はあることであった。つまりLIVEを聴きに行くのだ。
FOR TRUE LOVERS
キャッチコピーが憎い。
(C)THE MUSIX
THE CONCERT 1979-1989
まさに、自由になった高橋真梨子のコンサートのスタイルである。
真梨子さんも後日「Monologue」は気に入っていると述懐した。当時のレパートリーとして、そのコンセプトをしっかりと表現している。対比されるのは、ジャズ調の「裏窓」とドラマチックな「アフロディーテ」。なんと「ハート&ハード」が2曲目に来ている。2020年で言えば、「フレンズ」が2曲目に来るような感覚である。歌いたい歌を歌いたい。そんなストレートな思いが、全体にぎゅっと詰まっている。
サンシャイン劇場808席。
やはり、当時は「高橋真梨子」なのだ。
気の強そうで、ストレートで、NIKKAの水割2杯という感じ。
「ランブル」や「Mary's Song」が、ウイスキーの味わいを添えている。それは、2020年のような真梨子さんという感覚ではない。
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来生たかおさんのメロディは切ない。
しかし、「アフロディーテ」はドラマチック。心の中の情熱を、思うに任せて表現する。
しかし、ともに本人は客観的な表現者であろうとする。
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2020年の真梨子さんから当時の高橋真梨子を見れば、何かに向かってひたむきに走っていた、素直だけど少し気の強い娘という感じで、微笑むに違いない。
そして、この時既に真梨子さんは、「BAD BOY」に出逢っていたのである。
(2020/08/08記載)