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執筆者の写真MDF MDF音楽館

’93-’94年の真梨子さん

2020/11/09 真梨子さんがアルバムを作りながら、そのコンセプトコンサート活動をしてきたことから、確かに本人が言われるように、カーネギーもロイヤルアルバートも一公演というとらえ方ができる。

しかし、27年後に鳥瞰図的に眺めてみると、カーネギーもロイヤルアルバートも一つの起点になっていることがわかる。

それは、もう一つの別の視点と活動の柱が同時並行で走っていたからである。

このことは、「音楽活動」という言葉で集約されてしまうのかもしれないけれど、私には大切な柱に見えてきた。

そして、それがカーネギーのコンサートがLady Coastのツアーなのに、VERSEの印象を高め、ロイヤルアルバートに繋がっていく理由になっている。


ということで、それがなんであるのか、察しの良い方は、既にMDF音楽館内で発見されているかもしれない。それも含めて改めて改訂すると、今週から5つのページが必要になる。

オフィシャルでも書かれていないし、音楽評論家も書けていない。

それをわかりやすく図も入れて表現したいと考えている。


これが今回の大改訂の中で、コンサートの全体像を4つのブロックに分けた「系譜」と並ぶ山場のひとつになるはずである。

今回11/5のインナーコンサートの小さな記事の投稿で、多くの方にご来館いただいた。

みなさん真梨子さんの動向を知りたがっているということだ。


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今月末発表される来年の日程。

MDF音楽館2014未来館は、オフィシャルな発表がなくでも、そしてコンサートがなくても真梨子さんのことを発信し続け、発信し続けることが真梨子さんへの恩返しであると思っている。そして、来年のツアーをほぼ完全な状態で迎えたいと思っている。


よく、定年になったら旅行したい、趣味を始めたいという方がいる。

でも、幸いにも私は、45年以上真梨子さんと時間をともにしてきた。

GWや年始、通常週の連休などあるわけがないハードワーク、そして短期間でも自宅介護をやりながら、なんとか真梨子さんのコンサートを鑑賞してきた。

これから、定年で真梨子さんのコンサートに行きたいという方、おそらくこの文を見てないと思うけど、自分はどれだけ真梨子さんと素敵な時間を共有できたことか。

私はかつて、真梨子さんと「時間と空間を共有する」と簡単に書いた。

それは、仕事で休めずぶったおれる寸前、そしてさらに介護を放棄する寸前のぎりぎりの中で、真梨子さんの世界と生き方の有様(ありよう)で対峙して来たということである。

今現在、仕事が大変な方、子育てが大変な方、病と闘っている方、その他いろいろな障壁と向き合っている方がおられると思う。

その中での真梨子さんとの繋がりなのだ。歌でも聞いてみるか、まぁ高橋真梨子ならくらいの軽い趣味レベルではない。

まして、自分の理論を前提にして真梨子さんをあてはめて語るとっても偉い音楽評論家の方のように、そこから収入は得ていない。


だから、来年までに「常に改訂可能で進歩し続ける完全版」を完成させたい。

本当に高橋真梨子さんが好きで、高橋真梨子さんの世界が好きな方、

ぜひついてきてほしい。

かつて、大津あきらさんがLPのライナーノーツで書いたように、

私も、皆さんの期待に応えたいし自分が納得したものを書いていきたい。



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