ペドロ&カブリシャスの46年前、立川市民会館のLIVE盤LPです。
当時ヘンリーさんがMCで進行やメンバー紹介を、26歳「まり」さんのとても可愛い声のMC。でも、歌唱になると突然艶っぽい固い声に。ファルセットもある。高音のロングトーンもある。
当時いろいろな曲を歌っていたグループだから、2018年の日本橋三井ホールでの「ブラック・マジック・ウーマン」や「アンタ-プレッシャー」などのロックもあれば、「竹田の子守歌」や「シクラメンのかほり」もある。
特徴的なのは、「ジョニイへの伝言」「五番街のマリーへ」の歌唱が、後年真梨子さんが言う「遅れ歌い」になっているフレーズが結構あるところ。
真梨子さんは、ソロになってからは、きちんと歌詞のフレーズをそのフレーズのメロディに乗せて歌っていますが、フレーズの入りを、いわゆる少しの間をずらして歌う歌い方をしています。当然、原曲とは違うのですけどね。
当時の固い声質でシャープな感じには、これがいいのかも。
少し大人びたステージシンガーなのです。
あー46年前かぁ。
「手紙」のフレーズ。♬あなたと暮らした小さな町工場
そんな当時のフォークソング系のチケットといえば、東京労音。
民音というのもありました。
昭和30年代40年代の町工場の象徴のようなキューポラの街は、鋳物産業の街である川口。
今や、その工場や町工場の跡地に、高層マンションが建っています。
駅前付近から少し離れると、今も工場エリアがあります。産業道路という道も有ります。
例年、川口リリアからスタートというのも、原点なんですかね。
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