「聖徳太子と法隆寺」展。今回は、かなり気合の入っている展示でした。
薬師如来坐像など実際に大和に行っても、50センチ手前では拝観できません。
ガラスケースですので、背面からも拝観できます。どの仏像も、実際に当時いた
飛鳥人のようで、柔らかく品があります。特に、背中の綺麗な曲線、横顔の輪郭など、
その自然美は素敵なものでした。
そして、いつも思うのですが、こういう展示で見る像の背面の曲線が、真梨子さんのコンサートでの「歌っている背中」に見えてくるのです。70分ほど拝観しました。
外の気温は30度をもちろん超えていましたが、上野の森を吹き抜ける風が
心地よかったですね。
そのまま秋葉原のヨドバシカメラのオーディオフロアで、高級機材のチェックとパンフレット集めのいつもの動き。気になっていたケンブリッジオーディオなどをチェック。
そして、総武線の普通で新宿へ。途中千駄ヶ谷駅にとまる直前、国立競技場の姿が。
いつもの乗換駅でしかない新宿では、東口の例の3Dの巨大猫の映像を見ていると、偶然にも、ブルーインパルスが6機、国立競技場から都庁方向に向けて飛んでいきました。
帰宅のため西口に回ると、なぜか人だかりが。
そのうち、来た来た来たと歓声が。
そう、新宿の高層ビル街と都庁を包むように、五輪の雲が描かれたのでした。
ちなみに昨年2020年の日本ダービー3冠馬は<飛行機雲>の名前のコントレイルでした。
全て予定調和の世界観です。
期待していないことに、まるで時間を合わせたかのように遭遇すること。
とても嬉しくありがたいことですね。
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