何の動きも情報もないところに、ひっそりとファンクラブが閉会していく。
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今日久しぶりに「約束」を聴いた。
2018年の作品だから、おそらく2017年のツアー後には
真梨子さんの歌手人生、ステージ人生を振り返って、自分自身を「アイツ」と呼んで
歌えなくなった時のことを回顧したのだろう。
しかも曲を聴いて、直感的に感じすぐに発表した通り、
メロディラインは復活の1997年「海色の風」に似ている。
日本橋のイベントの時には完成していただろう。
そして、その後、
真梨子さんは2019年BAD BOYで「ただの女が去っていく」と歌いあげる。
こんな真梨子さんの心の叫びを感じながら、2019年10月の高崎の帰りの新幹線の中で、いやひっそりと静かな新幹線ホームで、決断しているのではとひとり感じていた。
あの日から1年6ケ月が過ぎようとしている。
どうしてだがわからないが、1月中旬から私も筆がとまってしまった。
もちろんその間、私のオフィシャルではいろいろとあって、多忙ではあった。
ありがたいことに4月から別のステージも待っている。
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ということで、編集を再開しよう。
しかも偶然にも、編集進度として止まっていたその次は、
97年「tip top」コンサートツアーからとなる。
また、4月半ばに家全体の家具の大きな移動を行い、コレクションを纏めることにもした。
真梨子さん以外にも、超自然に興味がある私は、いろいろなものが溢れている。
やはり、意図していないけれど、人生にはこういう時間の調整や段取りはあるのだと思う。
私は、真梨子さんと時間と空間を共有してきた。
一言で言えばそういうことだが、
ファンとしてお世話になりっぱなしの真梨子さんに恩返しができるとすれば、
大改訂の編集を、ただひたする完成することである。
MDF音楽館は、もとより私の感覚に合わない方は来館していない。
会員制でもない。
春の日差しに真梨子さんのことを思い出して曲を聴いてみたら、
仕事に疲れて真梨子さんの歌を聴きたくなったら、
そして人生に迷い、切ない気持ちになったら、コンサートのページを読んで欲しい。
おそらく皆さんがそして自分が体感していく、いろいろな思いは、
既に真梨子さんの世界の中で具現化され、
それを描く真梨子さんと、その世界の中の「主人公の姿」を僭越ながら私は描いている。
完成したレイアウトの新しい空間、春の日差しの中で、
真梨子さんの曲がゆったりと流れている そんなシーンが浮かんできた。
もしかしたら、それが「やさしい夢」なのかもしれない。
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スタッフのみなさん 特に高橋さん、藤田さん
25年間ペーパームーンの運営ありがとうございました。
MDF音楽館2014未来館 館長 MDF
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