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PURE Connection
(C)WOWOW 95/08/01 6/29神奈川県民ホール
Sweet Pageから相棒へ
たそがれのAnniversary
あなたの空を翔びたい
桃色吐息
はがゆい唇
そっとLovin' you
So In Love
グランパ
テンダネス
HBP
涙の街角
ファジーレストラン
グロリア
愚かなマドンナ
stop my love
彼女
for you...
遥かな人へ
心のメッセージ
1995/5/10 東京厚生年金会館
聴いてて安心するコンサートであった。
いい関係でいたい。
PUREなConnectionを保ち続けたい。
そういう落ち着いたOLD DAYS.
水平線のイメージ。青い空。
そして夕暮れ・・・
「彼女」。
1995/7/16
府中の森芸術劇場
非常に素晴らしいホール。
これだけクリアーにVocalが聴けたのはとても幸せ。
「テンダネス」「彼女」。
一流のアーティストからのメッセージ。
向上心のメッセージのやり取り
これがとても恋しく愛しい感じがする。
つっぱった感じがなかった。
ただ、ふと思った。
真梨子さんのンサートもあと数年だろうか?
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名曲「彼女』は、このコンサートツアーで
映像として残っている。
実は当時の歌い方は
なにかつき放したような感じの仕上がり
になっている。
2006のコンサートでの温かみのある
『彼女』とは異なる。
もちろんグランパは、着席してじっくり聴く
曲であった。宮原さんと万照さんが加わっている。
そして、この時の私の不安は杞憂に終わっている
このコンサートは、DVDとしてリリースされている。しかし、WOWOW放映版がいい。
当たり前だが、この作品はLIVE感覚満載である。
オープニングがかっこいい。やはり、イントロが長いほうが、スターが登場するイメージがわく。
どうしてここまで、高音が透き通っているのだろうというくらい、音程がビタリとあって天空に突き抜ける。
その艶のある伸びやかなVocalは、真梨子さんの言うのどに負担をかけない中間音である。むしろ、低温の響きが足りないかと思うくらいである。
そして、このツアーから、ペースに岡田二郎さん、サックスに野々田万照さん、そしてキーボートに宮原恵太さんが参加している。
幾何学模様の背景舞台は、都会のビルになったり、窓になったりする。それはとてもシンプルで、余計な感覚を持たせない。「Sweet Pageから相棒へ」ってこんなにスローだったっけと、またしても不思議な感覚に陥る。それは、ゆとりというものだろう。もちろん、「グランパ」は、聴くバラードである。手拍子もない。
「テンダス」は、前半のメイン。
今だったら、絶対立ち上がっているHBPの後の3曲。
見事に、青と赤のライトしか使わない
「stop my love」。
そして、コンサートのメインは、青一色のライトの中
直立で歌う「彼女」。
そして、揺れる心を熱唱する。
しかし、アンコールの幕が上がると、それは
さわやかな青空である。明日への希望を感じさせる。
登場人物は、その瞬間 救われているのだ。
そして、宮原さんのピアノのイントロが流れてくる。
そう、ここから宮原さんとの「for you...」の呼応が始まる。決して華美ではなく、真梨子さんの弦楽器の声質と呼応して必要な音をシンプルに奏でる。
入りは少しスロー。そして、舞台はロイヤルアルバートのごとくゴージャスである。
照明に青も赤もない。「stop my love」との対比が凄い。
そして、そのピアノとの呼応は25年後も続いている。
「心のメッセージ」は、その80%が宮原さんのピアノの伴奏だけだ。切なくもあり、客観的であり、生きる希望を奏でていく。
エンドロールもかっこいい。
95年まさに高橋真梨子が高橋真梨子であるステージなのであった。
(2020/12/08記載)