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   どうして自分は 真梨子さんのこの曲が好きなのだろうか

 

どうして自分は真梨子さんの曲を聴くようになったのだろうか。

そして、どうしてこの曲が好きなのだろうか ?

 

そんな想いで、好きな曲を並べていったら自然に「聴きたい曲」が浮かびあがって来た。

320曲以上のオリジナルがある「高橋真梨子の世界」。

いままで、MDF音楽館2007 で述べてきたように、真梨子さんの歌唱は、感性に身をゆだねる自然体、自己の感性で受けとめたさまざまなシーンを心象風景として描いていく自然体、そういう表現をする Vocalist である。

押しつけの歌唱をしない。発せられたメッセージは、受け手の数だけ変化して受容されていく。

年齢も、職業も、ファン歴の長さもいろいろとあるけれど、その人だけの高橋真梨子の世界がある。

 

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しかし、あれだけの SUPER STAR であり、

世界のTOP SINGER のひとりであるのに、新しいアルバムが出るたびに、リリースのインフォメーションのためのプロモーション活動をせねばならないのが、今の日本の市場の現状でもある。

当然、新しいファンの獲得も必要で、今までコンサートに訪れたことのない新しい来訪者のために、耳に覚えのある曲を必ず歌ってくれるようなコンサートの構成にもなっている。

そして、企業とのタイアップも必要になる。

 

しかし、高橋真梨子さんは 懐メロ歌手 ではない。

 

毎年同じような曲の構成では、古くからのファンも離れていく。

実際、私の周りでもコンサートに行く回数が減った知人がいる。

 

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古くからのファンと新しいファンの獲得のために、どんなコンサートを描いていけばよいのか。

 

残念ながら、今のコンサートの後のアンケート回収だけでは、主催者側が得られる情報は少ないし、特定の偏りも生じる。

また、ファンレターやエピソードに添えられるリクエストが情報であるとしたら、頻繁に書き込んだ特定のファンの思いだけが、よく目につくという理由だけで、リクエストが多いということにもなりかねない。

 

過去に、主催者側で何度か、ファンが選んだランキングが発表されたことがあった。残念ながら、どれも違和感だけが残った。それは、確かに一過性のその時点での集計なのだろうけれど、企業とのタイアップもあるし、そもそもファンというくくりが大きすぎてしまうのと、集計方法に工夫がなかったのも事実である。

 

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真梨子さんは、今も音楽シーンをリードしていくアーティストなのである。定番の曲だけで高橋真梨子の世界を描いている世間の見方に対して、いや違うんですよとはっきり言いたいと素直に思う。人の数だけ、その人の心の中に真梨子さんが生きている。

こういうことが、高橋真梨子さんの歌の世界を大切にしていることだと思う。

 

 

ではなぜ、RANKING を作るのか。

それは、「真梨子さんと自分だけの対話」であるからだ。

 

真梨子さんの歌唱は素晴らしいけれど、無理して聴きたくないと思う曲、自分の感覚にフィットしない曲を聴き続ける必要はないと思う。実は、真梨子さんの歌唱が素晴らしすぎるために、そういうことをはっきりというファンはいなかった。

しかし、私は自分のストライクゾーンに入らない曲は聞かないとはっきりというスタンスである。なぜならば、そこに自分が好きになった高橋真梨子の世界観が存在するからである。

 

楽曲を聞いて楽しくなるから音楽なのだと思う。

 

当然、40年以上も前からのファンは、コンセプトアルバムのリリースごとに、毎年そのアルバムの主題のコンセプトツアーを体感している。それだけ、その年のツアーイメージが明確である。

しかし、ある時点からファンなった方は、それ以前の真梨子さんのアルバムのすべてがいっぺんに情報として押し寄せてくるから、その世界観が比較しづらく、描きづらくなってしまうこともあるだろう。

 

真梨子さんの歌唱はどの曲も素晴らしい。

だからこそ、真梨子さんに歌ってほしい、聴きたい曲が存在してもいいと思うし、そういう素直な声を、真梨子さん側に知ってもらうことで、コンサートの演出をもっとおしゃれにしてほしい、もっと素敵な曲順のセットリストにしてほしい、と考えたいのである。

 

曲が良いか悪いかではない、

聴きたいかどうか で語る感性の世界である。

 

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自分と違う真梨子さんの世界観を持っている方と話をする。

おそらく、真梨子さんのコンサートでの聴き方に、幅がでてきて、ますます真梨子さんのコンサートの素晴らしさに深く触れることができるのではないだろうか。

 

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どうして自分は真梨子さんの曲を聴くようになったのだろうか。

そして、どうしてこの曲が好きなのだろうか ?

 

そんな想いで、好きな曲を並べていったら自然に「聴きたい曲」が浮かびあがって来たのである。

 

 

 

 

 

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