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Royal Albert Hall 1994/0701
93年9月からのコンサートツアー「VERSE」のステージが、カーネギー色であったことも含めて、翌年は当然Spring Versionで、セットリストは変更になるであろうと予想された。
そんな、春先にまたもDMが届いた。しかも、今回はA4はサイズ2つ折りである。開けてみると、イギリスのロンドンのロイヤルアルバートホールでの公演とある。日程は、7/1。またかぁという感じで旅程を見ると、7日間コースはロンドンでの滞在と真梨子さんのコンサート中心。他のコースは、スイスやロマンティック街道のツアーとセットになっている。
ただ、前述の通り、行けなくても海外公演を再現してくれるという感覚が生まれていたので、悩むことはなかった。また、WOWOWで放送もあるだろうし。
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さて、なぜロンドンで、なぜこの時期かといえば、やはりUNIMATであろう。
特別なオファーがあれば一夜限りのコンサートいうことはないし、前年の7/6がカーネギーであるから、日本のツアーも予定していない。
不思議なことに、その後、この時期は「びわ湖ホール」や「よこすか芸術劇場」の公演が多い時期で、ロイヤルアルバートホールに似ている馬蹄型のホールである。
さて、ロイヤルアルバートホールと聞いても、正直ピンと来なかった。その後調べてみると、なんと91年に大相撲ロンドン場所巡業が開かれている。そういえば、当時の横綱北勝海が<サンキューべリマッチ、フォー ユアサポート>とカタカナ発音で挨拶したシーンを思い出した。また、このホールでは、ミスワールドの世界大会など、欧州音楽祭などの音楽イベント以外にも多方面で利用されていることがわかった。
つまり、ロンドンの「日本武道館」的な格式あるホールである。
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なんといっても、パイプオルガンである。
これをどう使うのか。そして、照明はどうするのか?
ポップスの音楽イベントはよく行われているので、その点では講演しやすいだろうけれど...ということである。
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(C)THE MUSIX
WOWOWの放送は...、当然秋である。
また既に、次のアルバム「Couplet」もリリースされている。その中には、あのバラードの名曲がある。
放送のエンドロールに流れたその名曲は、
まさに伝統あるホールの公演でのバラードの世界観を感じさせる映像になっていた。
(2020/11/19記載)