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ジョニイへの伝言
2011/11/23東京国際フォーラム
(C)THE MUSIX
阿久悠氏が今日のステージを見ていたとしたら、何と言ったのであろうか?
それほど素晴らしいステージであった。
私はもしかしたら冷たい人間かも知れない。もちろん人前では泣かない。
・・・・・・・・・
そんな私が、今日真梨子さんのステージに、思わず一筋の涙を流してしまった。
嬉し涙である。
川口リリアから多くのメッセージを受け取ってきた私は、このホームページを通じてコンサートの模様を「ことば」で再現して、真梨子さんの素晴らしさを永遠の存在に変えようとしている。
今日はその一つ一つのメッセージを、真梨子さんから7メートルの距離で確認することが出来た。
もしかしたら、この席は真梨子さんからのご褒美かも知れない。
「Hold me , Rain」 も 「Life」 も 「Painter」 も そして「無伴奏」も・・・
青いライトの「for you」 も・・・・
ひとつひとつ真梨子さんを感じて、そこには9割の力で唄う自然体の高橋真梨子がいた。
ひとつひとつ、「それでいいんだ真梨子さん」とうなづいていた。久しぶりに声を張り上げて、体を右によじっていく真梨子さんをみた。嬉しかった・・・・・
そして、その瞬間は来た。文字どおり2時間待っていた。
ジョニイが来たなら伝えてよ
私は大丈夫
もとの踊り子で また稼げるわ
根っから陽気にできてるの・・・・・・
その瞬間私の目に涙が溢れた。
私は大丈夫、もとのSingerとして、またステージに立てる。
本当は人一倍寂しがりやだけど・・・・だから明るく生きていく
正直体調はよくない。しかし、今日の真梨子さんが見せる笑顔は、「私が恋したアーティスト高橋真梨子」である。負けん気の強いちょっとかっこいいお姉さんであった。
ふと1973年に阿久悠氏がこの曲を生んだとき、今の真梨子さんを想像していたのかも知れないと思った。
誰よりも先に最後の拍手は立ちあがった・・・
おそらく、コンサートの公演回数は減るだろう。それでもほかのアーティストより多いと思う。主要都市での複数日のコンサートでもよい。セットリストの曲が少なくてもよい。
KEYを下げても、そして、JAZZYな曲で想像のお父様とステージの上で共演するのもよい。その日ごとの表現やアレンジがあってもよい。
でも私が永遠に恋する人であって欲しい。
真梨子さんいつもありがとう。
そしてまり子さん、ご自愛ください。
(2020/12/07再編集)