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two for nine赤い愛

1999.07.04 東京厚生年金会館
DSC_0095.JPG
(C)NHKBS1999

1999/5/22アルバムリリース直後。


今聴き終わりました。
far awayのフェイドアウトする音の中にセピア色したフランス映画の字幕と映写機の回る音があたかも耳に残っているようです。3/14武道館でこのアルバムのタイトルを知ったとき、私はこう思いました。
「真梨子さんとヘンリーバンドをたして9人、 twoは、真梨子さんとヘンリーさん、真梨子さんとファンひとりひとりとのふれあいの意味を示しているような気がする。」と。
タイトルの
nineの「 i 」が『赤い愛』になっているところが、このアルバムのテーマだと全曲聴き終わってやっと感じ取れました。少々気取って言えば、「何かを一方的に享受する愛ではなく、小さな存在の人間だけと゛、何かに向かって求めてやまない志向的な永遠の愛である。」といえると思います。
そしてセピア色の写真は、一つ一つのシーンを一瞬のうちに「永遠の時」に変えてしまう力がありますね。セピア色の写真の中に、日常のありふれた真梨子さんの姿が感じられ、愛に包まれているかのように思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・(中略)
リヨンや、南スペインを旅しているかのような時間旅行のイメージ。そして、故郷に戻ってきて見た懐かしい山々。

懐かしい田舎言葉。家。
自分自身のひたむきな生き方の中に常に向上したいという求めてやまない真摯さを誰でも持っている。そしてそれらの人々が、素朴に触れ合って、愛し合い、生きていく。こんな想いです

two for nine
THE CONCERT 1990-2000

涙の街角

ComePrima

 

向日葵

遥かな人へ

流れる

 

OLD TIME JAZZ ~ 花の首飾り

恋ことば

素足のボレロ

 

HBP

 

はがゆい唇

桃色吐息

ハッピーエンドは金庫の中

夢一夜

万華鏡

虹の水

 

ごめんね

フレンズ

 

グランパ

for you...

far away

 

1999/07/04

セピア色のフランス映画のイメージであり、中欧ウイーンの感覚がする。日差しはやや冷えている。

夜の円形劇場での夜会という感覚。

その日、開演前にインターネットファンクラブてまり関東在住のメンバーとお目にかかり、武道館以降話題に出ていた「スタンディング」についていよいよ今日という話をしていた。というわけで、グランパのタイミングを計っていたのだが、アンコールでとなると、30名ほどであったか。

もちろん「グランパ」でよかったのかわからないが、真梨子さんが唯一左右に移動するのがこの曲だし、ただの手拍子では......ヘンリーさんも待ち望んでいたし......。

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当時は、1曲1曲に引き込まれていて、舞台全体を見ているという感じではなかった。

赤井ジャケットが、武道館のモノだし

鎮魂歌で終わったというイメージしかなかった。

そして、この辺りのコンサートから

コンサートの最中に

あるフレーズが浮かんでくるようになって来たのである。

(2021/06/07記載)

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